東京の新たな新名所!東京スカイツリー!
東京の三大タワーといえば、芝公園の東京タワー、多摩の田無タワー(スカイタワー西東京)、そして代々木のドコモタワー(?)な訳ですが、2012年に新たに新タワーが竣工します。その名も東京スカイツリー!
今日は現在鋭意建設中の東京スカイツリーを見に行きました。東京スカイツリーは東京の墨田区押上に建設される新たなタワーで、日本最大の634メートルの高さになります。新たな観光地のほか関東広域圏にテレビやラジオの送信電波塔としての役目も果たします。
なぜ634メートル?
東京中心部は新宿や丸の内、六本木などの再開発で高層ビルが次々と建設されています。現在地上波テレビやラジオの送信塔の役目を担っている東京タワー(333メートル)では送信をカバーしきれなくなり、受信障害の起きる地域ではケーブルテレビや共同受信システムなどを整備する必要が出てきました。
また、新たに放送開始される地上波デジタル放送を安定的に運営するにはより大規模なUHF基地局が必要となります。そこで東京スカイツリーを新たな電波塔として建設することで関東地区に安定した電波を配信する事を実現します。これにはNHKや在来キー局も参画しています。
なお、634メートルの634は武蔵(ムサシ)の語呂合わせにもなっており東京都、埼玉県、神奈川県の一部を含む旧武蔵国にちなんでいるとも言われています。
なぜ押上に東京スカイツリー?
この東京スカイツリー事業は鉄道会社である東武鉄道が新タワー事業及び押上再開発事業の一環として発足します。東武鉄道には貨物ヤード跡地という広大な土地が利用可能であり、東京スカイツリーだけでなく周辺の商業施設なども含めた開発に適していました。
またこのエリアは高層ビルなどが少ないため安定した電波塔建設にも適していました。東京スカイツリーの周りにはショッピング施設や水族館、プラネタリウムなどの商業施設も開業予定で多くの観光客や買い物客の集客も見込めます。
渋谷などからも電車で1本で行くことができ、羽田空港や成田空港からもアクセスしやすいので国内だけでなく海外の観光客もターゲットになります。
ちなみに、東京スカイツリーというな名前は公募で決まりました。他にも以下のような候補があったそうです。
- 東京EDOタワー
- ライジングタワー
- みらいタワー
- ゆめみやぐら
- ライジングイーストタワー
個人的には和っぽいイメージのゆめみやぐらが好きですね。
せっかくなので東京スカイツリー行ってみた
まだ建設中ですが、東京スカイツリーに行ってみました。まだ竣工していないのにすでに観光地となっており、多くの人がツリーを見上げておりました。近隣には浅草や両国といった海外観光客からも人気の観光地もあるため、相乗効果を生み出しそうです。
ところで東京生まれ東京育ちの私ですが芝公園にある東京タワーに登った経験がありません…というか都民はほとんど登りません。東京スカイツリーができたら都民は行くのでしょうか?
でも完成したら一度は登ってみたいですね。東京はもちろん埼玉や千葉の風景も一望できるでしょう。東京スカイツリーは高すぎるので、ゴジラやモスラに破壊されることもなさそうで安心です(?)。